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  吉林省は開放による経済を牽引する戦略を実施し、「企業導入」と「海外進出」に取り組んだ結果、対外開放が重大な成果を挙げられた。各級各類の開発区は急成長を図り、規模が拡大しつつある。長吉図開発開放先導区の建設は重要な進展を得られ、図們江地域の国際的協力開発は新たな段階に入った。第9回北東アジア投資貿易博覧会を成功に開催し、国内と海外向けの経済貿易は大きな業績を実現した。国務院の承認を得た上、中国吉林-北東アジア投資貿易博覧会は中国―北東アジア博覧会に改名・昇級した。国家の対外開放政策の推進に伴う吉林省の戦略的地位ははるかに高められた。

海外の経済貿易

  吉林省は世界の155ヵ国家・地域と政府間の付き合い関係と経済貿易の協力関係を確立し、4ヵ国家の52省(州)、市と国際友好関係を築いたのほか、EU商業会議所、英中貿易協会など世界の有名な商協会とフィリピン中国商人会、マレーシア中華総商会など海外の重要な華僑中国商人と緊密な関係を維持している。アメリカカーギル、ウォルマート、ペプシコーラ、ドイツフォルクスワーゲン、アウディ、シーメンス、日本トヨタ、丸紅、韓国GM大宇、クムホなど世界トップ500社以内の多国籍企業は次から次へと吉林省に入居した。

  吉林省は中国辺境に位置する9省の一つ。各類ボーダーゲート20ヵ所を保有。ボーダーゲートのタイプで分類すると、国家19ヵ所、国家27ヵ所、地方23ヵ所、公務用1ヵ所。ボーダーゲートの通行方式で分類すると、航空類2ヵ所、道路類11ヵ所、鉄道類5ヵ所、界河類1ヵ所、内陸河類1ヵ所だった。

  吉林省は旧工業基地振興との戦略の実施につれて、貿易輸出入総額は数回歴史の最高値を更新した。2007年、初めて100億ドル大台に到達し、歴史的突破を実現した。実質ベースの外資利用額は持続的に伸びた。国内からの資本導入額は連続で倍増となった。2013年、貿易輸出入の総量は同期比5.2%増の258.53億ドル、全国ランキングで第20位を占める。うちに、輸出13%増の67.6億ドル、全国の第24位。輸入2.8%増の190.96億ドル。実質ベースの外資利用額は同期比16.30%増の67.64億ドル外資。うちに海外企業からの直接投資額は同期比10.40%増の18.19億ドルだった。通年の域外資金の実行額は同期比24.50%増の5279.88億元、内に実質の他省資金利用額は同期比26.6%増の4852.11億元だった。

長吉図開発開放先導区

  2009830、国務院は正式に『中国図們江地域協力開発計画要綱―長吉図(長春吉林図們江)を開発開放先導区にする』承認を発表し、国家戦略にも格上げした。これは中央政府が初めて許可した辺境の開発開放地域である。その主要範囲は、中国図們江地域の中核地域、即ち吉林省の長春市と吉林市の一部及び延辺州を含んだ地域(長吉図と略称)を中心に、図們江地域国際協力に参与する遼寧省、黒竜江省と内モンゴル自治区及び周辺諸国との協力内容にも含まれている。

  吉林省長春市、吉林市の一部地域、延辺朝鮮族自治州を開発対象とする長吉図地域には、主に2の特大な都市、9の中小都市、179の郷鎮を含まれる。その面積7.32万平方㎞、吉林省全体の39.1%を占めており、人口は1097万人、吉林省全体の40.7%を占める。計画綱要によると、長吉図開発開放先導区は図們江の発展及び北東アジアへの貢献を狙い、琿春を開放の窓口にし、延吉、竜井、図們を開放の最前線とし、長春、吉林市の内陸地域と辺境の開放と連動させ、先行な発展により、強い実力ある経済成長極と辺境開発開放の先行区、モデルになることを目標に掲げた。

戦略的位置付けとしては次の通り。

  ◇内陸国境地域の開発開放の拠点。長吉図開発開放先導区の建設を主体にし、国境地域と内陸地域が補完して連帯的な発展を遂行し、陸海国際輸送ルートを開拓し、辺境地域の経済協力方式を模索するなど面で先行先試する(先に行い、先に試みる)

  ◇北東アジアへの新たな対外開放のゲートウェイ。越境の交通運輸プロジェクトの建設を加速し、東北東部の鉄道と道路網を構築し、順次に中国東北地域における新たな国際通路を建設する。

  ◇北東アジア経済技術協力のプラットフォーム琿春辺境経済合作区を窓口にし、長吉図産業基地の優位を活用し、域外の投資家の参画を引きつけて産業構造の最適化を図る。辺境地域との経済技術の協力を強化し、越境経済協力区の建設を推進する。

  ◇東北地域における新たな経済成長エリア育成。優位産業の発展を促進し、地域の協力を強化し、核心の競争力ある新型工業と近代的サービス業、近代的農業モデル基地を建設し、長吉図開発開放区先導区が吉林省の経済社会発展でエンジンとしての役割を十分に果たす。

  長吉図計画戦略が実施以来、吉林省は相次いで国家関連の部委員会企業と省部つ協力協議や関連産業協力協議を締結し、大きな成果を上げている。一方、戦略計画全体の設計の深化に伴い、対外通路の建設は大きな進展を得られ、多国籍の陸海輸送ルート数本を開通し、国内取り引き貨物の越境運送は基本的実現した。長春市吉林市は内陸地域として総合の収容能力が目覚しく高まり、琿春が窓口としての機能は大幅に向上され、越境の経済貿易協力が深まりつつある。長吉一体化の体制メカニズムの革新と公共サービスの一体化は新たな進展を得られ、対外開放の協力プラットフォーム土台への構築は大きな成果を上げている。

図們江地域の陸海連絡輸送航路

  中国(琿春)―ロシア(ザルビノ港)―韓国(束草港)―日本(新潟港)を結ぶ陸海連絡輸送航路は20093月に本格的開通した。同航路は中国東北地域初の日本海を跨って日本西海岸に直接到達する航路であり、中国現行の日本行き航路と比べると、距離が短く、所要時間が少ないなど優位がある。同航路の開通により、中、日、韓、ロシア4・地域間の投資、経済貿易の協力、貨物・旅客の流通、および観光産業の協力など面で極めて重大な意義がある以外、4の国家・地域間の経済発展にも極めて大きな促進・けん引の役割を果たされるとみられる。

中ロが共同でザルビノ大型万能港を建設へ

  2014522に上海で閉幕したCICAサミットにおいて、吉林省とロシアのスマグループ(Summa)と協力枠組み協議を締結し、双方は共同でロシアのザルビノ万能港を建設することに合意した。同港の年取扱量は6000万トンを設計され、北東アジア地域における最大港の1つになる可能性が高い。中ロ双方は積極的に協力を展開し、コンテナ輸送を主とする重要な国際貨物輸送港を目標に掲げた。琿春ボーダーゲーから60kmだけ離れているロシアザルビノ港は国際物流大通路の目標に向かって建設を加速され、吉林省の「港による海外進出」戦略は重大な成果を上げらている。

開発区

開発区と工業集中区 

  吉林省は各級各類の開発区113ヵ所を保有。内訳は、国家レベル開発区13ヵ所、省レベル開発区62ヵ所、工業集中区37ヵ所。

  国家レベル開発区:長春ハイテク産業開発区、長春経済技術開発区、長春自動車経済技術開発区、長春浄月ハイテク産業開発区、長春興隆総合保税区、吉林ハイテク産業開発区、吉林経済技術開発区、四平紅嘴経済技術開発区、通化医薬ハイテク産業開発区、松原経済技術開発区、延吉ハイテク産業開発区、琿春辺境経済合作区(琿春輸出加工区)、琿春国際協力モデル区13ヵ所を保有。この数年、開発区のGDPは吉林省全体の65%以上を占めており、経済成長の面で重要な成長ポイントとなった。

長春興隆総合保税区

  長春興隆総合保税区が20111216日、に国務院の認可を受けて設立された。中国19ヵ所目の総合保税区と吉林省初めての国家級総合保税区として、長春興隆総合保税区は「長吉図」区域(長春市―吉林市の一部―図門江)の全体的な対外開放、東北旧工業基地振興、北東アジアの経済協力の促進に対して重要な役割を果たされる。

  長春興隆総合保税区は長春市東北部、且つ長春経済開発区の興隆山鎮の境内に立地し、計画区域の面積が4.89平方Kmである。税関は「第一線開放、第二線管理、区内自由化、入区税金還付」を管理原則にし、閉鎖化、情報化、集約化という管理方法を運用し、通関、輸出加工、保税物流、中継貿易、国際仕入・販売、配達など業務を展開している。産業面で、長春市の制造業の優位を活用し、重点的に自動車、自動車電子製品加工制造業、交通工業の部品製造及び部品組立業を発展させる同時、長春内陸港、竜嘉国際空港の機能を生かし、北東アジアに向けて現代的物流業を発展することを狙う。

琿春国際協力モデル区

  中国国務院は413日、「中国図們江区域(琿春)国際協力モデル区」の設立を正式に認可し、『中国図們江地域(琿春)国際協力モデル区建設支援計画』にも発表した。その面積が約90平方キロメートルに達し、国際産業協力区、国境貿易協力区、中朝琿春経済協力区、中ロ琿春経済協力区等のエリアが含まれる。

  同モデル区は琿春市の発展を目指し、長吉図地域の優位性を活かし、北東アジアに向かって大東北の発展に貢献することにより、中国が北東アジア向けの協力・開発・開放の重要なプラットフォーム、北東アジア地域における重要な総合交通運輸中枢と商業貿易物流センター、経済繁栄且つ環境優美の生態型新城区、東北地域における重要な経済成長エリア及び図們江地域における協力・開発の橋頭堡になることを目標に掲げた。

中国シンガポール吉林食品区 

  200810月に開催した第7アジア欧州会合(Asia-Europe Meeting, ASEM)にて、中国シンガポールの両国首相が両国で食品区を建設すると提案したプロジェクトである。両国政府は農業や食品分野に亘って戦略的協力の展開を狙う。これは中国シンガポール蘇州工業園、天津生態城の建設プロジェクトが確定した後、中国シンガポール両国が協力面で挙げた大きな実績の一つだった。

  201296、吉林省の王儒林元省長とシンガポールテマセク会社のコール総裁は北京人民大会堂で『吉林省シンガポールテマセク会社との多分野協力枠組み協議』を締結した。国務院の温家宝総理とシンガポールの李顕竜首相が共同で調印式を出席した。これは中国シンガポール吉林食品区の由来だ。

  同食品区は核心区、管理区、輻射区からなる。核心区は吉林市永吉県岔路河鎮に立地し、建設面積57平方㎞。食品加工区、物流区、商業住宅区など6の機能区を設けた。食品と健康食品の加工、科学技術のイノベーション開発、観光業などを重点として発展することを目標に掲げた。

中朝羅先経済貿易区

  中朝羅先経済貿易区は朝鮮東北部に立地し、中国吉林省の延辺地域と隣接。20105月、中朝両国のトップは共同で羅先経済貿易区を開発管理することに合意した。中朝両国政府は政府間協定と覚書きを締結し、「両国共同開発管理計画綱要」にも承認した。

  同区は計画された建設面積470平方㎞、インフラ、産業園区、物流ネットワーク、観光協力の開発建設を重点にし、原材料工業、工業製造、ハイテク産業、軽工業、サービス業、近代且つ高効率の農業など六大産業を発展させ、朝鮮における先進的制造業基地、北東アジア地域における国際物流センター、区域性の観光センターになる目標を掲げた。

  双方は「政府指導、企業主体、市場運営、ウインウイン実現」を開発協力の原則にし、共同で努力しながら、各自の優位を十分に発揮する一方、インフラの建設加速や入居企業の増加に取り組むことにより、中朝経済貿易協力モデル区と世界諸国の経済貿易協力展開のプラットフォームになることを目指す。

中国―北東アジア博覧会

  中国―北東アジア博覧会は国務院の許可を得て、商務部、国家発展改革委員会、吉林省人民政府が共同且つ長期に主催する国家レベルの国際的総合博覧会である。中国政府は北東アジア諸国と政治、外交、経済、貿易、人文など領域での交流協力を推進することを目的として講じた重要な施策の一つ。2014年、中国―北東アジア博覧会はそれぞれ中韓聯合声明、中国モンゴル聯合宣言に記載され、中韓、中国・モンゴルの協力を推進する重要なプラットフォームとなり、周辺諸国との外交に寄与する重要な地位と役割を示した。第10回北東アジア博覧会は2015年に吉林省長春国際会議展示センターで開催する予定。

  北東アジア博覧会は「世界に向かって北東アジアにサービスし、平和和睦協力合意共有共益」を主旨にし、「開放・相互信頼・共同発展により、北東アジア協力の新局面を開拓へ」をテーマにし、北東アジア地域と世界諸国に向かって協力を展開することを目標に掲げた。今まで9回を成功に開催し、商品貿易の取引高は累計65.63億元、契約済みのプロジェクト件数は2169件、投資総額は1兆元以上に達した。現時点で、北東アジア地域の協力と東北旧工業基地の振興を推し進める重要なプラットフォームとして役割を発揮している。

    (2015715日更新)

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