日本/島根県

2019-12-20

 

 

2018年10月15日、吉林省が島根県と友好関係を締結

 

 

 

島根県は、日本の本州の南西部に位置している。面積は6,708平方キロメートルだ。人口は約680,000人(2018年)である。下には8市、10町、1村を管轄する。

首府は松江市だ。島根県の東は鳥取県に隣接し,西は山口県に隣接し,南は広島県に接し,北は日本海に面し、朝鮮半島、ロシアの沿海地方と海を隔てている。島根県南部の山々は,東北から南西にかけて細長い地形を形成しており,平野部は少なく,西部の山は海岸線まで続いている。自然の景色は美しく,四季がはっきりしている。年平均気温は12-15度である。年間降雨量は1600~2300ミリだ。県内には出雲縁結び、荻·石見、隠岐の3つの空港がある。西部の浜田高速道路は広島につながり、東部の山陰道路、中国地方を横断する高速道路が建設中である。

 

資源と産業:

島根県の2015年の総生産額は24940億円(人民元1496億元に当たる)だ。第一次産業は県経済総量の1.6%、第二産業は25.2%、第三産業は72.4%を占め、年間一人当たりGDPは約265万円(人民元16万元)である。

 

農林水産:島根県の森林面積は土地の総面積の80%を占める。山地が多く,耕地面積は38,200ヘクタールで,全県の総面積の6%を占めている。農業の年間総生産額は約552億円(人民元35億元)。農作物は水稲を中心とし,水田は全耕地面積の80%を占めている。そのほか、野菜やブドウ、メロンなどの栽培業や乳牛、肉牛などの養殖業もある。隠岐島を中心とした豊かな漁場資源は、西日本有数の水産物供給県の一つとなっている。年間の平均漁獲量は15.3万トンだ。

工業:島根県の工業は精密機械製造業と鉄鋼産業が主であり,情報通信器材や電子製品,金属,粘土瓦,水産,食品などが主に生産されている。加工製造業の年産額は約9840億円(人民元600億元)だ。

 

観光:島根県は観光資源が豊富で、観光業は重要な産業の一つであり、年間観光客数は3200万人程度に達し、1349億円(人民元81億元)の消費を牽引し、観光業は毎年全県のGDPに約1450億円(87億元)を貢献している。