政策解読:中韓(長春)国際協力モデルエリアは 地域経済に対する重要な役割

2020-07-02    JL.gov

省委員会、省政府が力を入れて推進していることにより、「吉林省ひいては東北地域振興発展の新たなエンジン、東北アジア地域経済協力リードエリア、中韓全方位幅広い分野での協力先行エリア」を目指している中韓(長春)国際協力モデルエリアは6月29日に正式に発足した。
 
中韓(長春)国際協力モデルエリアの建設は、中韓の経済協力の強化にどれらの重要な役割を果たすか?最近、関係部門の責任者がこれについて権威的に解読した。
 
省委員会政策研究室の徐鵬副主任は次のように紹介した。財税政策において、モデルエリアに特別資金を配置して大きな力を入れて支持し、新たに地方政府の特別債を追加して、モデルエリアの重要プロジェクト建設を優先的に支援する。金融支援において、金融機関を積極的に調整し、モデルエリアの融資需要がある重点企業、重点プロジェクトに与信資金のサポートを提供して、中韓両国の企業と機構は中韓協力金融基金、開発基金を設立することを励ます。土地供給において、モデルエリアの新たな建設用地指標を優先的に保障する。重要なプロジェクトの建設を推進し、国際的なビジネス環境を構築する面において、省レベルの重要な投資活動、重点投資プロジェクト、重要な投資資源がモデルエリアに傾く。
 
長春市委員会常務委員、中韓(長春)国際協力モデルエリア党工委書記の高玉龍によると、モデルエリアは中韓両国の経済部長級の協調対話議事内容に組み入れられ、中韓高層が直接モデルエリア建設を推進する。同時に、司局級の両国間工作機構を建立し、国家発展改革委員会地区振興司、韓国北方経済協力委員会、省発改委、長春市政府、モデルエリア管理委員会によって参加され、共にモデルエリアの建設を推進する。
 
全体の方案の要求によって、モデルエリアは韓国と産業チェーンの協力を行う。デジタル産業、ハイエンド装備と知能製造、医薬医療、健康食品などの産業を大いに発展させ、韓国企業及び国内外の有名企業と協力して、優良な人材資源、科学技術資源、企業資源を導入し、地域の転換と昇格、革新発展を推進し、地域の経済実力と国際競争力を向上させる。
 
同時に、中韓(長春)国際合作モデルエリアは貿易地区の試験区改革試行の経験をコピーし普及させ、先に中日韓自由貿易協定を実施するよう努力し、金融、観光、科学技術、文化などの分野の投資を試験的に開放し、外資の投入を許可し、ハイレベルのドッキングルートを開通させ、新たな国際航路を開拓する。特に、モデルエリアは東北に先駆けて144時間のトランジットノービザを実施し、証券会社、証券投資ファンド管理会社、先物会社の外資配当制限を撤廃し、演出ブローカー機構の外資配当制限を撤廃し、モデルエリアに外資独資経営旅行社を設立し、台湾地区以外の中国住民の海外旅行業務を試験的に経営する。
 
モデルエリアは中韓の両国間の協力で図門江地域の各国の多国間協力を牽引し、ロシア、日、蒙などの国が集まって、優勢で相補し、共同発展し、互恵ウインウインの東北アジア経済発展の新しい局面を作る。モデルエリアの建設は東北振興戦略を実行し、東北旧工業基地の全面的な振興を推進する新しいキャリアである。モデルエリアは東北地区全体を「一帯一路」の共同建設に溶け込ませ、東北旧工業基地の振興戦略と韓国の「新北方政策」と効果的なドッキングと着地実施を推進し、地域の融合発展を促進する。