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松原市年産10万トン酸化プロピレンプロジェクト
2016/04/07     出所:

 

1.プロジェクト簡単紹介

 

1.1 プロジェクト背景

1.1.1 製品簡単紹介

酸化プロピレン(略称PO)は別名プロピレンオキシド或いは1,2-エポキシプロパンとも言う。常温常圧下で無色透明な液体であり、エーテル類匂いがし、アセトン、四塩化炭素、エーテル、メタノール等多種溶剤と混和する。酸化プロピレンの化学性質は活発で、開環重合し易く、水、アンモニア、アルコール、二酸化炭素と反応し、相応の化合物或いはアルファオレフィンを生成する。二つ以上の活発水素基を持つ化合物上で重合し、重合物を生成していて、ポリエーテルポリオールと呼ぶ。

酸化プロピレンはポリプロピレンとアクリロニトリルを除いた第三大アクリル派生物であり、重要な基本有機加工原料である。酸化プロピレンは幅広く応用されている。その主要派生物には、PPG、プロパンジオール、イソプロパナール、イソプロパノールアミン、アリルアルコール、非ポリエーテルポリオール等ファインケミカル製品がある。酸化プロピレンは主にポリエーテルポリオール生産に使用される。次に、表面活性剤、炭酸プロピレンとプロパンジオールの生産に使用される。その他、プロパンジオール・エーテル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースHPMC)、加工澱粉、ヒドロキシプロピルアクリレート及びその他の面にある程度応用されている。酸化プロピレンの派生物製品は約百種類があり、ファインケミカル製品において重要な原料であり、自動車、建築、食品、タバコ、医薬及び化粧品等分野に幅広く使われている。

1.1.2 市場前景

1)国外市場供給状況及び予測

生産能力からみると、世界酸化プロピレン生産能力の平均成長率は4.78%で、2015年には901万トンとなった。これは毎年37万トンの生産能力アップに等しい。

生産区域と生産企業から見ると、2015年世界酸化プロピレン主産地と企業は依然としてアメリカ、日本及び西ヨーロッパ等発達国家に集中していて、世界総生産能力の70%を占める。アジア太平洋地区での酸化プロピレン主産地はサウジアラビア、シンガポールとタイ三カ国であり、国内で酸化プロピレンを輸入する主要資源国である。

消費の面からみると、2008年、2009POの消費需要はダメージを受けた。それは、2008年第四四半期からPOの末端使用者である自動車と建築業界の影響によるもので、その他の年度のPO需要は生産量とほぼ一致している。中国を含むアジア市場の需要の激増により、20052011年期間中、PO需要成長率は4.22%位に維持していて、これは生産能力成長の4.78%と基本的に適切である。

消費構造からみると、世界の酸化プロピレン消費は主にポリエーテルポリオール生産に使われ、約総消費量の60%以上を占める。その次にプロパンジオールであり、約20%を占める。残りの部分は、プロパンジオール・エーテル、ジプロピレングリコール、難燃剤 、合成潤滑剤、油田採掘化学品、ブタンジオール、炭酸プロピレングリコール、アリルアルコール、イソプロパノールアミン、加工澱粉と紡績品表面活性剤等に使われる。2005年と2008年の世界酸化プロピレン消費構造からみると、この先もポリエーテルポリオールでの炭酸プロピレン消費が主要地位を占め、酸化プロピレン全体消費構造上大きな変化はない。

関連機構予測では、20102015年世界酸化プロピレン需要成長率は4%である。北米、欧州の需要成長は大きくなく、需要成長が最も速い地区はアジア太平洋地区で、主に中国及び中等である。2015年まで、世界酸化プロピレン需要は約1050万トンに達すると予測している。

2)国内市場供給状況及び予測

2015年末までに、我が国の酸化プロピレン主要生産メーカー数は十七社で、総生産能力は168万トン/年である。しかし、環境保護及びコストのプレッシャーにより、小規模装置は正常稼働できず、生産能力は133万トンとなる。主要生産企業には中海油壳牌、中石化鎮海、山東濱化があり、それぞれの生産能力は29万トン、28.5万トン、19.5万トンである。

生産能力からみると、2015年我が国の酸化プロピレン生産能力の平均成長率は21%に達し、毎年生産能力が18万トンアップしたことになる。しかし、依然としてポリエーテルポリオール及びプロパンジオール工業発展の需要を満たせず、我が国はポリエーテルポリオール及びプロパンジオール、酸化プロピレンを大量に輸入せねばならず、酸化プロピレンの消費量も明らかな上昇趨勢を呈している。

2015年期間中、我が国のPOの生産量及び需要両方快速成長する状況を表している。生産量は年平均18%成長し、消費需要も18%成長している。しかし、生産量の基数が消費需要の基数より低いため、基数POは始終供給不足が続いていて、不足部分は輸入に頼っている。

  消費構造からみると、我が国のPOは主にポリエーテルポリオールの生産にしていて、その割合は80%以上に達する(この比率は世界平均レベルを遥かに超えている)。近年、消費構造には大きな変化はない。

  2015年末までのデータを見ると、我が国はこの先3年に220万トン生産能力を持つ酸化プロピレン装置を生産に投入する。

  3酸化プロピレン市場価格分析と予測

  上記の図表から、2014年国内PO市場価格はある程度下落したが、国内酸化プロピレンの生産能力の不足により、我が国の酸化プロピレン市場には一定のギャップがあり、年平均価格は12000/トン以上を維持していて、2015年の市況と似ている。市況と供給バランスの変化に基づくと、酸化プロピレン価格差の変動範囲は6001800/トンである。今年の原料市場は欧州債務危機、リーマンショック及び国内縮小した財政、貨幣政策等マイナス要因の影響を受け激しく揺れているが、党の「十八大」の開催されてから、一連の新政策も次々と実施され、マクロ経済政策基調も次第に明るくなり、これは酸化プロピレンにチャンスと市場をもたらす。

1.1.3技術分析

  現在、世界の酸化プロピレン生産技術は主に:クロヒドリン法、ハルコン法(PO/SM法)、イソブタン法(PO/TAB 法)、クメン法(CHP法)、過酸化水素直接酸化法(HPPO法)、酸素直接酸化法。その内、クロヒドリン法、PO/SM法、PO/TAB法、,CHP法、HPPO法は工業化を実現し、酸素直接酸化法は実験段階に処している。

  本プロジェクトはHPPO法を取り入れる予定である。現在、HPPO法においてはDow/BASFEvonik/Uhdeの工業化生産技術が最も成熟しているが、二種の技術には本質的区別はなく、リアクターと触媒が違うだけである。

  HPPO法の長所:生産過程中に酸化プロピレンと水しか生成されず、プロセスが簡単で、敷地面積が小さい。製品の産出率が高く、その他の関連製品がない。排気ガス、廃水、固体廃棄物が少なく、基本的に汚染がなく、環境友好型清潔生産システムに属する。HPPO生産プロセスの選択性が高く、伝統プロセスと比べ、原材料消耗が更に低い。国家工業と情報化部より2月に実施された『石油化工と化学工業「十二・五」発展計画』で直接酸化法酸化プロピレン技術(略称HPPO技術)は「十二・五」期間中の技術革新重点プロジェクトであると明確に指摘した。

  HPPO法の短所:(1)工業化された時間が短く、プロセスを改善すべきである(2H2O2と触媒の価格が比較的高い。(3H2O2水溶液の貯蔵と運搬が困難で、現地生産費用が高い。故、過酸化水素装置と一緒に設置或いは国内の過剰している、ビジネス前景のないH2O2装置を持つ企業と提携すべきである。

1.1.4プロジェクト建設の有利条件

 1)政策条件及び技術優勢

  我が国の経済の発展とともに、環境問題はますます注目され、環境保護作業も国家十二・五計画中の重点問題の一つである。伝統的クロヒドリン法での酸化プロピレン生産フローでは環境汚染が酷すぎるため、2011年の我が国の環境保護政策中でクロヒドリン法に対して生産能力制御を実施した。すなわち、政府で発表した「産業構造調整指導目録(2011)年本」制限類項目で次のように定めた:新規クロヒドリン法と鹸化法での酸化プロピレン生産装置は100万トン/年以下に制限する。2011年には新規クロヒドリン法酸化プロピレン生産審査を停止し、新増加可能なクロヒドリン法生産能力はすべて前期において許可した計画のみである。故、HPPO法を取り入れて酸化プロピレンを生産することは国家産業政策に符合する。

  松原市政府は企業誘致作業を非常に重視していて、一連の外商投資を惹きつけられる関連政策を制定している。それは、主に税収、土地譲渡、上質サービス等面において優遇を与え、且つ政策の連続性と安定性を維持している。特に、石油天然ガス加工産業プロジェクトに対して「石油加工産業発展を加速推進させるに対する松原市人民政府の意見」(松政発(201115号)を制定・実施していて、土地、税収等面において更なる優遇とサポート力を与えた。

  2)資源優勢

松原境内には石油、天然ガス資源が豊富である。石油遠景埋蔵量は27億トンで、既に確認された埋蔵量は14.2億トン、2011年石油生産量は593万トン。天然ガス資源量は1.4万億立方メートルに達し、確認済みの埋蔵量は3000億立方メートル、2011年天然ガス生産量は18.5億立方メートル。「十二・五」末期までに石油当量は1100万トンを突破する。松原市は豊富な天然ガス資源を頼りに、シンセン市富徳ホールディングス20万トン/EVAプロジェクトを誘致していて、その内、アクリルの年間生産量は15.8万トンに達する。わが市の石油資源と元中国石油吉林油田分公司前郭石油精製工場150万トン/年石油精製装置を頼りに、長春衆誠投資グループ250万トン石油精製一体化プロジェクトを誘致していて、その内、アクリルの年間生産量は36.8万トンに達する。よって、アクリル下流製品を発展させるには、原料が十分である。

 3)人材優勢

松原職業技術学院では毎年8000人の職業技術人員を養成できる。周辺の長春、ハルピン、大慶等年には多くの大学があり、年間50万人以上の高等人材を提供できる。また、松原市政府は中国科学院北京分院、瀋陽分院、長春分院と人材と科技合作プレート協議を締結しており、企業の発展のために科学技術サポートを提供した。その他に、元前郭石油化工分公司、松原石油化工株式有限公司には豊かな石油天然ガス加工人材が備蓄されている。

1.2 プロジェクト建設内容及び規模

1.2.1製品規模

  本プロジェクトはHPPO法を取り入れて酸化プロピレンを生産する装置規模は10万トン/年に確定。同時に副産品プロパンジオール2000トンを生産。年間稼働時間数は8000時間。

1.2.2プロジェクト建設内容

  本プロジェクトはHPPO法を用いて酸化プロピレンを生産する装置ワンセット及び付属セット設備を建設する。装置の敷地面積は100000平方メートルで、装置定員は150人。

1.3 プロジェクト総投資及び調達方案

  プロジェクト総投資80000万元、その内、固定資産投資65000万元。

図表8        プロジェクト総投資総纏め一覧表        単位:万人民元

番号

費用名称

投資額

総投資に占める割合%

備考

1

建設投資

65000

81.25

 

2

建設期利息

 

 

 

3

流動資金

15000

18.75

 

 

プロジェクト総投資(1+2+3

80000

100.00

 

1.4 財務分析及び社会評価

1.4.1 主要財務指標

プロジェクト生産投入後、年販売収入126000万元、利润15400万元、投資回収期7.2年(税引後、建設期2年を含む)、投資利益率19.2%

図表9           主要財務利益予測指標一覧表

番号

名称

単位

指標

備考

1

販売収入

万元/a

126000

通常年

2

利益総額

万元/a

15394

通常年

3

全部投資財務内部収益率

%

14.6

所得税引後

4

財務正味現在価値(Ic=10%

万元

17991

所得税引後(運営期10年)

5

全部投資回収期(税引後)

a

7.2

建設期2年を含む

6

投資利益率

%

19.2

 

説明:表の中の「万元」はすべて人民元である。

1.4.2社会評価

プロジェクト建設後、完全の産業チェーンの形成に利し、産業のグレードアップを促進させ、下流産業の発展を牽引する。同時に、現地の就業を牽引し、地方社会の発展のため良好な促進働きがあり、吉林市支柱産業の更なる発展に良い推進作用をする。

1.5 合作方式

投資側独資

1.6 外国側投資必要方式

資金、設備、技術

1.7 プロジェクト建設場所

吉林松原石油化学工業循環経済園区

1.8 プロジェクト進捗状況

プロジェクト合作計画書編成済み

2、合作側簡単紹介

2.1 基本状況

名称:松原石油化学工業循環経済園区

住所:松原石油化学工業循環経済園区

法人代表:李岩

2.2概況

松原石油化学工業循環経済園区(以下石化園区と言う)は、20111013日に省政府の認可により設立された省クラス工業開発区である。20123月に石化園区は組織された。松原市東南部に位置し、総計画面積は4.64平方キロ。

松原石化園区は、元前郭石油精製化工装置を核心に、松原市石油、天然ガス等資源優勢を頼りに、市場を方向付けに、製品を絆とし、企業誘致の力を強化し、サービスセット機能を完全化する。資源の合理的かつ高効率転化と有機的結びを通じて、産業チェーンの上・下流一体化、資源配置の合理、技術の先進、産業間の関連性が強く、特色を持ち、比較的優れた化工産業群を形成する。これにより、大慶石化、長春一汽、吉林化工等周辺産業群と優勢を補完し、分業が合理的な産業構造を形成する。よって、松原石化園区を国内で一流、国際で有名な石油化工、天然ガス化工とファインケミカル加工が一体化になった「循環型生態工業園区」に作り上げるため努力する。

園区は、バイオ化工をリーダとし、上から下へ繋ぐ産業チェーンを延長させ、エチレン、アクリル、C4、トリフェニールとナイロン単体産業チェーンを発展させる。世界クラス規模の大型石油化工装置を建設し、合成材料等有機化工産業の発展を牽引する。バイオ化工の面で、重点的に加工澱粉、人工蜂蜜、アルコール、氷酢酸、アセトン、ブタノール、トウモロコシ胚芽と繊維飼料等バイオ化工製品を発展させる。天然ガス化工の面で、重点的に合成アンモニア、尿素、メタノール、ホルムアルデヒドとエチレン等合成製品を発展させる。ファインケミカルの面で、重点的に染料類、塗料類、触媒、プラスチック助剤、皮用化学品、日用化学品等を発展させる。3年で300億元の生産額、5年で500億元の生産額を実現し、一千億級の石油化工産業基地の建設目標を実現する。

園区内に進出する企業に対して、土地、税収等面において「一事一議」の優遇政策を実行する。

2.3連絡方法:

郵便番号:138000

連絡係り:于正洋

電  話:04382960097

ファクス:04382960098

イメール:shihuayuanqu1818@163.com

プロジェクト所在市(州)連絡係:韓柏東

連絡電話:0438-2706617   13514384757

ファクス:0438-2706617

イメール:870550387@qq.com

 

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