吉林省はロシアへの野菜輸出を再開

2020-06-14    JL.gov

6月11日、新鮮な野菜を満載したトラック3台が琿春港の通関センターで検査を受けられた。まもなくロシアの極東地域に輸出されるものである。5月15日から、長春税関に所属する琿春税関でロシアへ輸出する野菜は検疫検査を受けられて、累計の重量は975.7トン、貨物の価値は368.9万元である。これは我省が3年ぶりにロシアへ野菜輸出を再開したものである。
 
ロシアへ野菜を輸出している琿春地区は、圧倒的な優位があり、ここには我省が唯一開放している陸路港である琿春口岸がある。この港は琿春市街からわずか14 km、向こうのロシア・クラスキノ港からもただ28.5 kmの距離があって、地理条件がよいから、多くの野菜業者が集まっている。新鮮な野菜は腐敗しやすいから、輸送距離や通関能力には特に高いことが求められている。疫病の発生期間中、在来線の過荷能力が低下し、野菜の輸出需要が満たせないから、琿春経由での輸送を選択した。それで、空間的な距離も、通関サービスも、企業に大分時間を節約させている。
 
疫病の影響を低減し、企業の再生産、生産の再開と国際市場を開拓することに協力するために、琿春税関は生鮮腐敗しやすい商品に対して「グリーンゲート」を開いた。企業は事前に予約して通関手続きを行い、生鮮腐敗しやすい商品の通関に「延長ゼロ」を保証することができる。良好な港の経営環境は大きなサイフォン効果を生み出し、2日で10社余りの業者が琿春税関に野菜輸出の業務を問い合わせた。現在、税関は野菜輸出企業の準備申請に対してオンラインで迅速に処理し、企業が最短の時間で準備を完成させ、輸出の時機をつかむように努力している。