漁業の持続可能な発展を促進 吉林省は禁漁期入り

2022-05-31

出所:吉林日報
  
水生生物を増殖・養護し、漁業の持続可能な発展と生態文明建設を促進するため、省農業農村庁はこのほど、「中華人民共和国漁業法」「吉林省漁業管理条例」などの規定に基づき、2022年の禁漁期を設けて、「吉林省2022年禁漁通告」を発表した。
通告では、2022年の禁漁期間は5月16日12時から7月31日12時までと定めている。禁漁範囲は遼河と松花江、図們江、鴨緑江という4つの流域内の西遼河、東遼河、遼河幹流、嫩江、松花江幹流、鴨緑江幹流、および上記河川の支流、ダム、湖、水泡などの水域を含む。娯楽的釣りを除くすべての作業方式を禁止する。
通告では宣伝を強化するように要求している。テレビ、ラジオ、WeChatなどを通じて宣伝を展開し、漁港、埠頭、漁船の集中地、漁業企業に広く通告を掲示して、禁漁制度の重要な意義と必要性を宣伝し、漁業法律法規の知識を普及させ、社会各界と漁民たちが禁漁に対する認識を高め、良好な禁漁雰囲気を作るよう努力する。
法執行・検査を強化する。公安、国境警備、商工業、市場監督管理などの部門の支持と協力を積極的に協調させることを通じて、法律執行検査の力、頻度、市場監督管理を確実に強化する。境界水域、重点水域の違法行為に対する検査・処分に力を入れ、法に基づいて各種の禁漁規定に違反する違法行為を厳しく取り締まる。
漁業資源の養護を強化する。水産資源保護区の特別保護期、魚類産卵場、餌場、回遊通路に対する法執行監督を強化する。大規模増殖放流区域で臨時禁漁を実行し、護漁行動を展開して、漁業資源保護の効果を確保する。